スマートロックを使って玄関ドアの鍵をスマホから解錠できるようになったけど、エントランスのオートロックもスマホで解錠できるようにしたい!
ということで、自室からオートロックを解錠するようにカスタムしました。
我が家はインターホンが古い受話器式のためとても苦労しましたが、SwitchBotを3台使用することで成功しました。
絶対に、物理鍵で開けた方が早いよ!
スマホからマンション玄関のオートロック解錠に挑戦
以前よりセサミスマートロックを自宅玄関ドアの鍵に設置しており、鍵のスマート化を実施しています。
めちゃ便利で、最近は指紋認証の機能もありかなり楽ちんに鍵を開けられるようになりました。
SwitchBotにもスマートロック商品がありますが、うちの鍵は非対応なのでセサミさんのスマートロック端末を使用しています。(セサミさんありがとう!)
スマートロック以外にもスマート家電はできるだけ導入していて生活が楽になりつつあります。
しかし住んでいるマンションはオートロックなので集合玄関エントランスで解錠しないと、部屋の前まで入ることがきません。
自室の鍵をスマート化したところで、エントランスで物理鍵を出さないといけないとなると、だるくなりました。
そこでオートロック解錠もスマート化させることにしました!
ここで大きなハードルが。
自宅のインターホンは古く、受話器をあげて解錠ボタンを押して解錠するスタイルなのです。
そこで先人の経験を参考にしながら、SwitchBotを使用してオートロックを解錠する仕組みをカスタムしました。
紆余曲折、試行錯誤を繰り返しながら「成功」しましたので、記録を書きます。
参考にしてくださいね、と言いたいところですが、この方法は環境によってカスタム方法が変わると思われるので、
参考というよりは「へーこんな人もいるんや」ぐらいの感じでお願いします。
つまりトライアンドエラー。やってみないとわからないんです。
SwitchBotを使用するポイントはこちら
- インターホンの受話器をあげる
- 解錠ボタンを押す
- 受話器を戻す
うちのインターホンの仕様ではこのすべての手順にSwitchBotが必要になりました。
この時点でお察しの通り、なかなかの予算を必要とします。
そして、絶対に物理鍵でオートロックを解錠した方が早いです。
ちなみにエントランスでは、訪問者と同じように自室の部屋番号を呼び出すことになります。人に見られたら恥ずかしいです。
何度も諦めようと思いましたが、どちらかというと好奇心の方が上回っていたので頑張って設置しました。
オートロックのスマート化に使ったもの(SwitchBotを3台使用)
- SwitchBot 3台
- 結束テープ(ケーブルまとめ)
- ビニタイ
- 差し込み式壁面シールフック(100均)
- 3M両面テープ
- マスキングテープ
- フィルムフック
結構色々用意しました。SwitchBot以外はほとんど100均で用意できます。
3M両面テープはなくても大丈夫そうですが、あってよかったです。
試行錯誤トライアンドエラーをしてみた結果、このアイテムを使うことで部屋のデフォルトの設備を壊したり汚すことなく設置できました。
特に差し込み式シールフックがいい仕事をしてくれてまして、本当に使ってよかったです。
なので、賃貸住まいでも大丈夫です。
オートロックのスマート化の手順
- インターホン受話器をあげるためのカスタム(ややこしい)
- 解錠ボタンを押すためのカスタム(かんたん)
- 受話器を元に戻すためのカスタム(むずかしい)
- SwitchBotアプリでシーンを作成する(かんたん)
ほとんどの箇所が設置の難易度が高いです。
作業自体は簡単ですが、正解がわからないので大変なんです。
一つ一つ説明すると日が暮れてしまうので今回は写真掲載のみにしておきます。
とにかくトライアンドエラーです。
質問も受け付けません!
インターホン受話器をあげるためのカスタム(ややこしい)
解錠ボタンを押すためのカスタム(かんたん)
受話器を元に戻すためのカスタム(むずかしい)
SwitchBotアプリでシーンを作成する(かんたん)
苦労したところ
受話器を持ち上げて、解錠ボタンを押すところまではそこまで難しくないので、
その時点で一応オートロックは突破できるので成功と言えば成功なのですが、
受話器を元の位置に戻すことができないのです。
受話器を元の位置に(下がった状態)でないとインターホンが鳴らないので、連続使用ができないのです。
いちいち使用後(帰宅後)に受話器を押して元に戻す作業さえすればいいのですが、毎回面倒だし忘れてしまうと、普通にインターホンを使う時に不便です。
先人の経験をググって参考に、受話器の受ける位置にツメを追加したりと試してみましたが、受話器が浮いてしまったまま沈んでくれませんでした。
無理やりSwitchBotで引っ張ることでなんとかそれをクリアして、連続使用できるようになりました。
しかしこれはこれでデメリットもありました。
オートロックのスマート化の注意点(デメリット)
- 来訪者が来た時にインターホンを使いづらい
- 百発百中とは言えない
- 壊れたら作り直し
- 使うの恥ずかしい
あかんやん…?
はい、このオートロックのスマート化のカスタムをインターホンに施してしまうと、当然のように受話器を通常通りに使えません!
しかし私はあまり不便しませんでした。
何故なら、ほとんど来訪者が来ないからです。
来訪者が来た時にインターホンを使いづらい
マンションには宅配ボックスが設置されているので、宅配業者はほぼ宅配ボックスに直行してくれますし、別に頻繁に友達が遊びに来るわけでもありません。
インターホンを使用する時は、どうしても対面で受け取るネットスーパーや大型の宅配ぐらいなのです。
つまりオートロックを突破するためにインターホンの受話器を使う頻度の方が多いのです。
なので個人的にはOKでした!
ただし
百発百中じゃない。壊れたら作り直し。
これだけが不便です。
せっかく作った状態を壊してしまってからは元通りに作り直すのが面倒でした。
できればもっと完璧な状態に作れたらなぁと思っています。
まだトライアンドエラーの最中です。
ということなので、本当に作り方を説明できるような状態じゃありません。
参考にしたい方は申し訳ありません。
使うの恥ずかしい
マンションのエントランスで部屋番号を呼び出してから、SwitchBotアプリより解錠するという流れなので
万が一他の住人に見られたらちょっと時間がかかるし恥ずかしいです。
背後に誰もいない時に使っています。
オートロックもスマホで解錠できたらほぼ手ぶらで外出できる
オートロックの無理やりスマート化は、実装の手間もお金もかかりますが
スマホさえ持っていればオートロックマンションでも鍵なしでスマホから解錠できるのでほぼ手ぶらで外出できることになり、とても便利です。
もちろん実際には念の為、物理的に鍵を持ち歩いてはいますが…バッグに入れっぱなしで出し入れする必要がないので
紛失防止にもなるので、1段階セキュリティが強化されたみたいなもんでもあります。(そうか?)
SwitchBotはこのようにカスタム次第でいろんな使い方を楽しめますので、気になっている人はまずは1個使って遊んでみてください。