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Wi-Fi経由のMacの移行アシスタントでトラブル。フォーマットが必要?

制作・ハック

この度会社で使用しているMacを新調することになったので、初めて移行アシスタントを使用してみました。
移行の手順とそこで起こったトラブルを紹介します。マイナーだと思いますが、誰かの参考になるのではと思って記録しました。

ちなみに移行機種は
前Mac mini 2012→後Mac Book Air2019です。

移行の手順はこちら
Appleのページに書かれてある方法です。
Wi-Fi経由で移行アシスタントを使用し、移行しました。

まず、結果としては最終的にうまくいきました

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移行できません?

双方のMacの準備が万端になって移行アシスタントアプリを開き手順を進めていくとこのような画面が

画像1

「選択した移行元からは移行できません」
・・・しょっぱなから詰んだーーーと絶望

詳しく読んでみると

「この転送元のファイルシステムでは大文字小文字が区別されませんが、お使いのMacのファイルシステムでは区別されます」
・・・知らんがなーーーーー!

これをみて最初は移行元のMacが古いとこうなるのか・・と思ってしまいましたが、どうやらそうではありませんでした。

ハードディスクのフォーマット

そもそも、移行先の新しいMacBookの方のハードディスクのフォーマット形式が原因だったようです。

ハードディスクのフォーマット形式はディスクユーティリティで確認できます。

画像2

このように「APFS(暗号化)」となっているのがおそらく一般的なのだと思いますが、私の新Mac Bookは「APFS(大文字/小文字を区別)」という形式に設定されていました。

このフォーマット形式が一致していないと移行ができないみたいです。
今まで気にしたことがなかった部分なので衝撃でした。
今回は中古品だったので、販売前の初期化時にこの形式にされていたのでしょうか。

ということで気を取り直して、新しいMacBookのディスクをAPFS(暗号化)形式でフォーマット(初期化)して、OSを再インストールします。
さらに移行する双方のOSバージョンを一致させるためにOSをアップデートして、ようやく移行する段階に行けました。
(ググってもなかなか同じ状況のトラブルが見つからず、この時点で2時間ぐらい使いました・・・)

移行スタート

その後は通常の移行アシスタントの手順通りです。
Wi-Fi経由は時間がかかり、失敗することもあるらしいのでとても不安でした。
「残り_時間」という表示が出ますが、なかなか絶望的な数字が出てきたり、もう少しか?と期待してしまう時間になったりしてずっと気になっていました。これは接続するWi-Fiの速度に依存していそうです。

画像3

実は、当日の業務時間内に移行が終わらず定時で帰ってしまったので
実際に何時間かかったかわかりません。w
(この時点で移行開始から5時間ぐらいは経っていました。)

不安な気持ちを抱えながら翌日出社すると無事に移行が終わっていました!
安心して早く触りたくて、写真を撮っていません。

移行完了!便利やん!

無事に移行が完了した新MacBookはもう知ってる顔をしていてすんなり業務をスタートさせることができました。
やったことといえば、オフィスのアカウントにログインしたり、各種環境設定を確認したことぐらいです。
後は古いMac miniでは対応していなかったApple Watchでロック解除をする設定をしました。これは地味に便利ですね。

ぐぐると失敗談も出てくるWi-Fi経由の移行アシスタントですが
個人的にはとても便利で、時間さえ余裕があれば楽チンなのでとてもお勧めします!

滅多にないと思いますが、私のようなディスクのフォーマット形式の違いによるトラブルも起こり得るので
特に中古品を買った場合は最初の起動時にディスクユーティリティにて確認することを勧めます。
でも本当に滅多にないと思います。普通いじらないところなので・・・
何はともあれ、無事に移行できて本当によかったです・・・

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